野球少年よ!大志を抱け!! メンタル編 忍者ブログ
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少年野球を始めた頃の野球少年達は、夢に溢れている子が殆どだと思います。

その夢は、将来プロ野球選手になるとか、甲子園に出て活躍したいとか様々です。

近頃では、メジャー・リーガーなんて言う夢を見る子も増えて来た様です。

それぞれ現実を見れば、本当に狭き門で有り、生半可な努力では成し得られないのは当然です。

然し、それは大人の考えであって、子供達は何の障害も無く大きな夢を見る事が出来ます。

子供達は限りない可能性を秘めており、仮にもしその夢が実現出来なかったとしても、野球を通じて学んだ事が将来の大きな糧になります。

少なくとも子供達は自分の可能性を求め、信じ、野球をしている事だと思います。

では、親はその夢の為に子供とどうやって接していけば良いのでしょうか?


ここからは、私が経験した親と子供の接し方について書いて行きたいと思います。

各家庭でそれぞれ事情や教育方針、環境が違うので、一概にこうだとは言い切れませんが、参考程度に思って頂いたらと思います。

まずは、子供が何故野球をやり始めたのかを考えたいと思います。

人が物事を始める時には、必ず動機や理由が有ります。


野球のアニメや漫画を見て、その主人公に憧れて自分もそうなりたいと思った時。

仲良しの友達が野球をしていたので、自分もやりたくなった時。

親に「野球をやりなさい」と半分強制でやらされた時。


などなど、いろんな理由が有る筈です。

親からやらされた時等の理由の時には中々難しいものが有りますが、自発的に野球をやり始めた時に、まず私が子供達にした事は子供達に野球をやり始めた理由を聞いた事です。

野球を始めた理由を聞く事によって、子供達が野球を通じてどんな夢を持っているかが分かります。

そして、その夢を肯定すると同時に褒めてやり、夢が実現する様に応援すると言ってあげます。

その時点で、「お前がプロ野球選手になんかなれるわけ無いだろ」と否定したり、「現実は甘くないんだぞ」などと諭してみても、子供にとっては理解し難いことであり、余り意味は無いと思います。

そう言った類の事は、本人が野球を続けて行く限り、どこかで壁にぶつかって、自ずと理解した時に自分自身で決める事でしょう。

親は子供の可能性を信じ、応援してやれる姿勢を持つ事が大事だと考えます。

そして夢を目標に変えてやり、具体的に道を考えてあげれるのは、親にしか出来ない事だと思います。

野球を始めて少し経つと、子供が野球の練習に慣れてきて、家での練習などをサボりがちになったりする時がたまにあります。

その時に野球を始めた理由や夢を子供に語ってやり練習を促すと、面倒臭がっていた子供がまた練習を始める様になります。

バッティングや守備・ピッチングなどの調子が落ちて、精神的に落ち込んでいる時にも、同じ様に語ってあげると立ち直る事も有ります。

子供のモチベーションを上げるには、この様な方法も結構効果的に作用する事も有ります。

シュチエーションによって、同じ内容の言葉でも厳しく叱咤したり、優しく励ましてやったりと使い分ける事によって尚更効果的な事も有ります。

常に自分の目標や夢が何処に有るのか、そしてその夢や目標に対して何をする事が必要なのかを自覚させる事が大事だと考えます。

子供自身が自ら言葉を発して夢や目標を語る事で、自分の発言には責任を持たなくてはならない事を教えてあげなくてはいけません。


間違っても、親が子供に対して過度な夢や期待を持たない事です。

親が子供に夢や期待を抱く事によって、子供のプレッシャーになり、のびのびと野球を楽しむ事が出来なくなる他、親の夢や期待が暴走してしまうと、チームに悪い影響を与えてしまうケースが多々有るからです。

よく監督や指導者に対して「何故自分の子供を試合に出してくれないのか?」と文句を言う親御さんがいらっしゃいますが、それは子供に対しての夢や期待が大きすぎる故のケースが少なくありません。

自分の子供が可愛いと言う気持ちは十分に分かるのですが、そう言った文句を言う事によって、子供のチーム内での立場が悪くなったり、悪くすればチームを辞めなくてはならなくなったりする場合もあります。

そうなってしまったら、折角子供が野球を始めた意味が無くなります。

親は子供の夢を後押ししてやり、何か有る度に子供に夢や目標を思い出させる役割を担う立場である事が一番の仕事です。

野球の指導や試合での選手起用を非難するよりも、子供に試合に出れなかった事を叱咤、或いは励ましながら努力を促した方が効果も上がります。

兎に角、子供を一生懸命応援する親御さんの姿は、見ていて素晴らしいと思います。

が、然しながら、その方向性を少しでも間違ってしまうと本末転倒にもなりかねない事を十分考慮の上で後押ししてやって欲しいと思います。


以上は、私の経験上からなるものなのでこれが絶対正しいとは言いませんが、参考程度にして頂けると幸いです。


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野球
自己紹介:
少年野球を通じて親子の絆を深める事は、本当に大事な事だと思います。
野球が上達する事も大事ですが、親子のコミュニケーションが取れて、子供の成長と共に親御さんも成長出来る様な関係が素晴らしいと思います。
その一端をこのブログが担えれば、この上ない喜びです。
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